会社概要
会社名 |
獣医医療開発株式会社(略称:VMDP) |
設立 |
2006年 |
資本金 |
5,000万円 |
取締役&社員数 |
代表取締役 島田洋二郎(獣医師)
取締役 平栗万里子
2024年4月時点 14名(グループ74名) |
本社 |
〒123-0851 東京都足立区梅田1-29-12
TEL:03-3886-1011 FAX:03-6806-3100 |
研究施設 |
臨床研究:埼玉県さいたま市浦和区 製剤研究:獣医医療開発株式会社 〒123-0851 東京都足立区梅田1-29-12 |
製造工場 |
リケンベッツファーマ株式会社(旧 田村製薬株式会社)
越生工場(埼玉県入間郡越生町成瀬829-6)
梅田工場(東京都足立区梅田1-29-12)
川口工場(埼玉県川口市元郷4-1-8)
寄居工場(埼玉県大里郡寄居町818-2)
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子会社 |
アマミベッツメディカ株式会社
〒894-0021 鹿児島県奄美市名瀬伊津部町2-3
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提携企業 |
三宝製薬株式会社、株式会社ベッツIT 共立製薬株式会社、明治アニマルヘルス株式会社、日本全薬工業株式会社 |
取引銀行 |
三井住友銀行、三菱UFJ銀行 |
組織図・グループ会社
獣医医療開発株式会社は、動物に関わる全ての人々、全ての動物たちへの貢献を目標としています。
獣医医療開発:開発、製薬、病院の3事業部に分かれています。
【開発事業部】
- ■シリーズ展開
- 消化器薬は「バスターシリーズ」、抗菌薬は「クリアシリーズ」、循環器薬は「ハートシリーズ」、寄生虫駆除薬は「ガードシリーズ」など、開発対象を点でなく面として捉え、複数の医薬品を同時に開発しています。これは、各疾病への治療アプローチに複数の医薬品が選択できることで、複合的により早く、より効果的に対処できるよう、臨床医の立場に寄り添った製品展開の提案を考えています。
- ■迅速性
- 毎年12製品以上の申請と上市を目標とし、複数の製品開発を同時に進めています。剤型ごとにチームに分かれ試作を行います。製剤化のプロフェッショナルへの相談や、大学と共同研究を行いながら、承認申請に対する課題や量産化の壁に対して、楽しむ心をもって研究開発に従事しています。
- ■利便性(付加価値)
- 「良薬口に苦し」ということわざがありますが、動物は苦いものを本能的に嫌い、吐き出してしまいます。VMDPは動物が「苦くない」「美味しい」と感じる味、体重に応じた薬用量を含有する規格ラインナップを揃え、利便性を高めています。医療用医薬品と比べ動物用医薬品は割高ですが、その分利便性を高め、獣医師や飼い主に選ばれる製品を追求しています。
【製薬事業部】
- ■教科書を変える学術活動
- より多くの方に製品を知っていただくために、学術セミナーや学会発表などを行っています。治療方法や薬の用法用量をまとめた教科書は多数ありますが、教科書通りの治療が飼い主の満足に繋がるとは限りません。製品の使い方や新たな側面を提案することで、治療の選択肢の幅を広げることができます。
- ■寄り添える提案
- 犬猫用サプリメントは多くのメーカーから数多くの製品が流通していますが、情報が少ないために選択に悩む獣医師が少なくありません。VMDPの製品は実際に臨床試験を行い、使い方や効果を検証しているため、実際の使用例を紹介することができます。また、投薬ステージ前に「何かしてあげたい」と思う飼い主の思いに寄り添った提案も可能です。
- ■潜在ニーズの再発掘
- 理研畜産化薬時代に開発された製品の1つに「ダンプロン」があります。牛用の解熱鎮痛剤(主に肺炎治療薬)として販売されていましたが、知名度は低く、販売は低迷していました。ペット分野の動物薬市場には呼吸器疾患の医薬品がなかった点に着目し、臨床試験結果を第39回動物臨床医学会で発表しました。製品を異なる角度から検討し、呼吸器疾患の潜在ニーズを発掘することができました。ダンプロンは60%以上の動物病院で採用され、95%以上の獣医師が有効性に満足する製品に大躍進しました。
【病院事業部】
- ■製薬企業の附属病院だからできること
- 現場の「あったらいいな」「こうなったらいいな」の気づきを大切にしています。病院発信で開発企画された製品は、嗜好性・利便性・臨床効果などの評価を行い、商品化されます。上市後は再評価を行い、さらに利便性を追求します。
- ■奄美大島だからできること
- ペットの医療向上とともに適正飼養の意識を高め、野生動物もペットも事故なく快適に暮らせる島を目指しています。特に瀬戸内病院では、奄美群島南部(加計呂麻島、与路島、請島、徳之島、沖永良部島、与論島)のペットを対象に、定期的な予約診療を行っています。
「リケンベッツファーマ株式会社」:獣医医療開発の開発力と、理研畜産化薬および田村製薬で長年培われてきた生産技術を融合し、畜産業界に新たな風を吹き込めるような製品を提供します。
「アマミベッツメディカ株式会社」:小動物臨床のほか、奄美大島に生息する希少野生動物の保護活動、ノラネコの繁殖を防ぐTNR活動などを行っています。